ボーイングKC-46ペガサス試作1号機が初飛行

ボーイングKC-46ペガサス試作1号機が初飛行

ニュース画像 1枚目:2014年12月28日、初飛行したKC-46Aペガサス試作1号機
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2014年12月28日、初飛行したKC-46Aペガサス試作1号機

ボーイングとアメリカ空軍は、2014年12月28日、KC-46A(767-2C「N461FT」)ペガサスの試作1号機が、初飛行に成功したと発表しました。

N461FTは現地時間の9時29分に、ワシントン州のエバレット工場に隣接するペインフィールド飛行場を離陸し、3時間29分飛行して13時01分にシアトルのボーイング・フィールド飛行場に着陸しました。

ボーイングは、KC-46Aの試作(EMD : Engineering, Manufacturing and Development)機4機を製造しますが、2機は当初民間機として登録される767-2Cで、2機が軍用の空中給油機KC-46Aとして製造されます。767-2Cは空中給油システムをつけない民間貨物機として飛行試験を行い、KC-46AはFAAの民間機としての認証と、軍用の認証を取得することになります。

厳密な意味でのKC-46Aの初飛行は、EMD2号機により2015年春に予定されています。契約では、2017年8月までに18機が作戦可能な状態でフライト・ラインに並んでいることが求められています。アメリカ空軍はKC-46Aを179機導入する計画を立てています。

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