アメリカ海軍ヘリコプター海上打撃航空団は、2015年5月11日、カリフォルニア州サンディエゴの海軍航空基地(NAS)ノースアイランドで、SH-60Bシーホークの退役セレモニーを開催します。
SH-60Bは、1985年に第43軽対潜ヘリコプター飛行隊(HSL-43)の分遣隊が、フリゲート艦USSクロメリン(FFG-37)に搭載された時から運用が始まりました。それ以来30年間にわたり360万時間以上飛行してきました。
SH-60Bを最後まで運用したのは、NASノースアイランドの第49海上打撃ヘリコプター飛行隊(HSM-49)で、フリゲート艦のUSSゲリー(FFG-51)に搭載された分遣隊が4月17日に帰還しました。
SH-60BはMH-60Rへのリプレイスが進められ、対潜水艦戦、対水上艦戦、捜索救難、人道支援、救急搬送など多くのミッションにおける能力が向上しています。日本の厚木基地に配備されているHSL-51も2013年にSH-60BからMH-60Rに機材を更新して、HSM-51になっています。