羽田運営の日本空港ビルデング、旅客増で増収増益

羽田運営の日本空港ビルデング、旅客増で増収増益

羽田空港を運営する日本空港ビルデングは2015年3月期決算で売上高1735億円、営業利益99億円、経常利益118億円、純利益66億円の増収増益となりました。羽田空港国内線の航空旅客数は前期比で約2%増、国際線では、訪日外国人旅客数が1,400万人を超え、羽田空港国際線の航空旅客数は発着枠の拡大もあり、前年度を40%強上回っています。

こうした状況下で訪日外国人旅客に対応する免税事で、購買単価や購買率の改善を図り増収に努め、国や東南アジアなどからの訪日外国人旅客を対象とした集客施策などから大幅な増収となっているとしています。

また、2014年4月から、国内線旅客ターミナルビルの施設の便益と費用負担を明確にするため、航空会社から徴収していた共用施設利用料を旅客から徴収する仕組みに変更しました。これを受け、さらに利便性の向上への取組みとして、国内線旅客ターミナルビルでは内際乗継施設の整備、7月には保安検査場通過後のゲートラウンジ内で利用できる専用の手荷物カートの運用の開始、2月には国内線第1旅客ターミナルビルのリニューアルを開始しています。

さらに、空港利用者向けに「イセタン羽田 ストア(メンズ)」の2号店を第2旅客ターミナルビルにオープンしたほか、女性客向けには「イセタン 羽田ストア(レディス)」を7月に第1旅客ターミナルビルに展開するなど、商業施設の活性化に取り組んでいます。

メニューを開く