ボーイングは2015年5月25日、大型企業広告キャンペーン「ともに」シリーズの第2弾を開始しました。2015年2月の「歴史」篇として三菱重工、川崎重工、富士重工との企業広告を展開しており、今回はそれに続くものでテーマは「共同開発」です。787ドリームライナーをはじめ、各機種の開発、製造に実際に携わる東レのスタッフが参加しています。
このキャンペーンは航空宇宙分野で60年以上にわたるボーイングと日本とパートナーシップを訴求することが目的で、主要全国紙でのカラー全面広告を展開し、他の媒体にも順次展開する予定です。
ボーイングは2006年から、東レと787ドリームライナー向け機体構造の全面的開発に取り組み、世界で初めて炭素繊維複合材を航空機の機体に採用しています。これにより、大幅な機体軽量化に成功し、燃料効率の改善、環境性能の向上にもつながっています。さらに、炭素繊維複合材は777や、ボーイングが将来開発、製造する航空機にも重要な役割を果たしていくとしています。
なお、ボーイングの日本語ウェブサイトでは、この広告ビジュアル、共同開発の概要、撮影に参加したボーイングと東レのスタッフの業務などを紹介するページが開設されています。