アメリカン航空、ETOPS未認証のA321をロサンゼルス/ホノルル線に使用

アメリカン航空、ETOPS未認証のA321をロサンゼルス/ホノルル線に使用

アメリカン航空は、ETOPS認証を受けていないA321の機体記号(レジ)「N137AA」を使用し、2015年8月31日にロサンゼルス/ホノルル線のAA31便を運航したことを9月13日に認めました。abc NEWSが報じています。

アメリカン航空では、ホノルルで事態が発覚するとすぐにFAAへ報告し、機体はロサンゼルスへ回送されました。ルートに適切な機材を選択するよう運用ソフトウェアをすでに修正したとコメントしています。

ETOPS(Extended-range Twin-engine Operational Performance Standards)は、FAAとEASAが認証を行う双発機の長距離飛行証明で、1機ごとに認証を受ける必要があります。アメリカ本土とハワイを結ぶ路線では、この認証を受けた機体のみが運航することを許されています。

アメリカン航空のA321は、認証を受けている機体と受けていない機体が混在したために生じたトラブルです。この機体には各席に救命胴衣が用意され、4つのスライド・ラフトと1つのポータブル・ラフトが搭載されていました。

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