ヒルAFB、アメリカ空軍初のF-35A実戦部隊基地に

ヒルAFB、アメリカ空軍初のF-35A実戦部隊基地に

ニュース画像 1枚目:スピーチするアメリカ空軍航空戦闘軍団(ACC)司令官のホーク・カーライル大将
© U.S. Air Force photo/R. Nial Bradshaw
スピーチするアメリカ空軍航空戦闘軍団(ACC)司令官のホーク・カーライル大将

2015年10月14日、アメリカ・ユタ州のヒル空軍基地(AFB)で、第388戦闘航空団(388FW)と第419戦闘航空団(419FW)への、F-35AライトニングII正式配備セレモニーが開催されました。

式典にはユタ州選出議員やロッキード・マーティン、空軍関係者、軍人家族、地元代表、メディアなど500人以上が参列しました。388FW司令のデビッドB.ライオンズ大佐は「9月2日にF-35Aが到着して以来、我々は一生懸命この新型機を飛ばしてきた。空対地戦闘、空対空戦闘などすべてが我々の期待どおりだった。そして整備上の理由で飛ばせなかったことは1度もなかった。すべてが順調にいくとは限らないが、1カ月間の実績をみるとF-35Aは主力機にふさわしい戦闘機になるだろう」とスピーチしました。

419FW司令のブライアン・ラディフ大佐も「我々が歴史の一部となったことは大変光栄です。それは地域の人たちや家族の協力のおかげであることを忘れない。今後も強いチームであり続けるのに必要なのは、次世代を築くアメリカの空軍力、F-35であり、力強い支持が不可欠です」とスピーチしています。

ヒルAFBは、2013年12月2日にアメリカ空軍初のF-35A実戦部隊配備基地に選定され、最初の実戦飛行隊となる第34戦闘飛行隊(34FS)が2015年はじめに再編成され、9月2日に最初の2機が到着しています。式典当日現在でF-35Aは3機配備されており、毎月1〜2機のペースで配備が続き2019年までに72機が揃います。

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