ペンタゴン 「2015年、F-35計画は順調に推移」と発表

ペンタゴン 「2015年、F-35計画は順調に推移」と発表

ニュース画像 1枚目:ユタ州ヒルAFBに2015年9月2日初めて配備されたF-35A。アメリカ空軍は2016年8月にIOC獲得を目指している。
© U.S. Air Force photo/Todd Cromar
ユタ州ヒルAFBに2015年9月2日初めて配備されたF-35A。アメリカ空軍は2016年8月にIOC獲得を目指している。

アメリカ国防総省(ペンタゴン)は、2015年にF-35計画が順調に推移したと発表しました。アメリカ空軍が2015年12月29日に伝えています。

2015年内に45機のF-35が予定通り納入され、2014年の36機より25%増加しました。国防総省のF-35計画オフィスの責任者であるクリス・ボグダン空軍中将は「生産目標を達成したということは、本格的な量産の準備ができていることを明確に実証している」と話しています。

空軍初のF-35A実戦部隊の置かれるアリゾナ州のヒル空軍基地(AFB)には、2015年9月に最初の2機が到着し、2015年内に5機を受領しました。12月11日にはすでに100ソーティーを完了しています。

空軍がF-35Aの初期作戦能力(IOC)獲得を目標にしている2016年8月には、ヒルAFBに15機が配備されている予定で、その後2019年までに3個飛行隊分、72機が配備されます。

これまで合計154機の作戦用F-35が、アメリカ国防総省と同盟国に納入され、4万5,000時間以上飛行しています。

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