韓国KF-X開発スタート 2022年に初飛行を計画

韓国KF-X開発スタート 2022年に初飛行を計画

ニュース画像 1枚目:KF-Xのイメージイラスト
© Korea Aerospace Industries
KF-Xのイメージイラスト

コリア・エアロスペース・インダストリーズ(KAI)と韓国防衛事業庁(DAPA)は、2016年1月21日、慶尚南道泗川(サチョン)市のKAI航空機開発センターで、「韓国型戦闘機(KF-X)システム開発事業着手会議」を開催し、開発計画をスタートさせました。

会議にはKAIやDAPAのほか国防省や空軍、開発に参加するインドネシア政府やインドネシアン・エアロスペース(PTDI)、ロッキード・マーティンなどから関係者が出席しました。KAIの河成竜(ハ・ソンヨン)社長は「自国の防衛のため必ず開発を成功させる」と発言しました。

KF-Xは、韓国空軍のF-5やF-4を更新するための戦闘機で、2015年に開発契約が締結され、2016年から2019年までに基本設計審査(PDR)と詳細設計審査(CDR)を完了させ、2018年から試作機6機の製作に着手し、2021年にロールアウト、2022年に初飛行させる計画を立てています。

KAIではこのKF-X開発のほか、軽武装・軽民間ヘリ(LAH/LCH)開発、アメリカ空軍へのT-X提案など、大型案件を抱えており、設備や人員の拡充にも努めています。

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