海上幕僚監部は2016年5月1日(日)から5月12日(木)まで、ブルネイからシンガポールに至る海空域で実施されるADMMプラス海上安全保障実動訓練へ参加すると発表しました。第4護衛隊の護衛艦「いせ(DDH-182)」と乗員約360名が派遣されます。
主な訓練項目は、立入検査訓練、船団護衛訓練、停船と乗船訓練、捜索救難訓練を予定しています。海上自衛隊はこの実動訓練の参加を通じ、戦術技量の向上とともに、ASEAN諸国を含む参加国間の海上における共同態勢の増進や海洋安全保障の相互運用性の態勢構築に寄与することを目ざします。
参加する護衛艦「いせ」は、ヘリコプター搭載を目的としたひゅうが型護衛艦の2番艦で、SH-60J/KやMCH-101などを最大11機、艦載できます。派遣部隊は護衛艦と合わせ、約360名の人員で構成されています。