ボンバルディア、EASAとFAAからCS100の型式証明を同時取得

ボンバルディア、EASAとFAAからCS100の型式証明を同時取得

ニュース画像 1枚目:SWISS向け営業初号機
© Bombardier
SWISS向け営業初号機

ボンバルディアは2016年6月15日(水)、ヨーロッパ航空安全局(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)からCS100の型式証明を取得したと発表しました。CS100は2015年12月にカナダ運輸省から型式証明を取得しており、EASAとFAAの型式証明により、ローンチカスタマーのスイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)の納入と営業飛行に向けて準備が整います。

特にEASAからの型式証明で、SWISSには6月下旬にCS100の営業初号機を納入、7月の定期便運航の環境が整います。また、FAAからの型式証明でアメリカの航空会社向けの納入と営業飛行が可能になります。

ボンバルディアは、SWISSに納入予定の初号機を今週にも初飛行する計画です。今回のEASAとFAAからの型式証明の取得は、納入に向けた最後の準備を進める同社のチームの活動をさらに加速させるとしています。

Cシリーズの試験飛行では5,000飛行時間超を記録し、EASAとFAAの型式証明は開発プログラムの最終段階となります。ボンバルディアは、開発に参画したサプライヤー、航空会社など多くのスタッフの成果と讃えています。

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