仙台空港、4月から着陸料など新料金体系と割引制度を導入 拠点化を促進

仙台空港、4月から着陸料など新料金体系と割引制度を導入 拠点化を促進

仙台国際空港は2017年4月1日(土)から、着陸料等の新料金体系と割引制度を導入します。「エアラインと空港が共同して、旅客数・貨物量の増加を促進する」という考え方に基づき、新制度は旅客数に応じて変動する料金の割合を増やし、航空会社の需要変動リスクを軽減するほか、新規就航時の割引制度を実施します。

これまで着陸料を含む空港使用料は、固定料金が69%、旅客数連動料金が31%でしたが、4月からは固定料金は39%、旅客数連動料金が61%に拡大される試算となります。また、機材の大型化、拠点化促進を図るため、国内線と国際線で別に設定していた着陸量を同一化し、大型機材は小型機材より、1トンあたりの単価を減額します。さらに、現在は3時間以上停留する場合は課金していますが、夜間駐機、拠点化促進のため、停留開始24時間以内は無料となります。

また、新規就航、増便促進のため、新規就航の国際線では、着陸料などを1年目に100%、2年目に75%、3年目に50%割引、国内線では1年目に80%、2年目に50%、3年目に20%を割引するほか、国際線の増便では、増便分の着陸料などを1年間75%割引とします。これらを通じ、仙台国際空港は引き続き航空ネットワークの拡充と顧客満足度向上に努めていくとしています。詳しくは、仙台空港のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/04/01から
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