日本政府が導入を決定している次期政府専用機777-300ERの2機目、機体記号(レジ)「N511BJ」が2017年4月7日(金)、アメリカ・カリフォルニア州のサンバーナーディーノ国際空港から、ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港へ飛行、到着しました。
ユーロエアポートを拠点に航空機メンテナンスなどを手がけるジェットアビエーション・バーゼルは、既に到着している次期政府専用機の機体記号(レジ)「N509BJ」のVIP機改修を手がけており、これにより2機とも機内の改修作業に入ることとなります。
政府は、次期政府専用機を2019年度に導入する予定で、ジェットアビエーション・バーゼルは、2機の改修について2018年夏に完成する予定のプロジェクトとしています。このため、VIP機改修作業は引き続き約1年間超をかけて進められるとみられます。
この時期政府専用機の整備受託先となる全日空(ANA)も、2016年10月に組織改正を行い、2018年度の受託と2019年度運用開始に向けた政府専用機導入準備室を新設しています。