オーストリア航空は2017年8月7日(月)、機体記号(レジ)「OE-LWN」のERJ-195LRでウィーン発ザグレブ着のOS683便を運航しました。これにより、同社が進めてきたリージョナル機のフォッカー100からエンブラエルへの更新は大きな区切りを迎えます。現在、フォッカー100は4機が運航中で、いずれも12月までに退役する予定です。
エンブラエル機で初の定期便運航は2016年1月で、これまでに200万人超の旅客を輸送してきました。この機材はルフトハンザ・シティラインで使用されていた機材で、導入にあたりパイロット200名、客室乗務員600名、整備士80名が訓練を受け、運航に対応しています。現在、オーストリア航空が運航するヨーロッパ70都市を結ぶ路線で、ERJ-195LRが使用されています。