エアバス、天津の最終組立工場で初めてのA320neoをエアアジアへ納入

エアバス、天津の最終組立工場で初めてのA320neoをエアアジアへ納入

ニュース画像 1枚目:エアアジアのアイリーン・オマル最高経営責任者(右)とエアバス・チャイナのエリック・チャン民間航空機部門社長(左)
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エアアジアのアイリーン・オマル最高経営責任者(右)とエアバス・チャイナのエリック・チャン民間航空機部門社長(左)

エアバスは2017年10月25日(水)、中国・天津の最終組立工場「エアバス・ファイナル・アセンブリー・ライン・アジア(FALA)」で組み立てられた初のA320neoが引き渡しされたと発表しました。この機材はエアアジア向け、機体記号(レジ)「9M-AGK」で、初飛行は「B-000A」の仮レジで10月11日(水)に実施しています。

このA320neoはCFM製のLEAP-1Aエンジンを搭載し、186席を装着したスペースフレックス仕様の客室となっています。エアアジアは、天津で完成した初のA320neoの受領を誇らしいとコメントし、中国は世界でもっとも重要な航空市場のひとつで、中国の民間航空の発展と成長の一翼を担い、光栄としています。

エアアジアは2016年に初のA320neoを受領、今回の機体はエアアジア・グループで受領する13機目のA320neo、また184機目のエアバス機です。エアアジアはA320ファミリー578機、このうちA320neoファミリー404機を発注しています。同社はA320neoで最大15%の燃料節約、500海里の航続距離が延長され、旅客に提供する運賃を安くできる機材としています。

天津のFALAは2008年に開設、トゥールーズ、ハンブルクに続き、世界で3箇所目、ヨーロッパ以外ではじめてのエアバス製単通路機のFALAです。開設以来、約340機の航空機が組み立てられています。

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