防衛省は2018年4月28日(土)、北朝鮮籍船舶が国連安保理決議で禁止されている積替え、いわゆる「瀬取り」を行ったことに対する警戒監視活動に、アメリカに加え、イギリス、カナダの参加を発表しました。
訓練実施中のイギリス海軍フリゲート「サザーランド(F81)」は、海上自衛隊の護衛艦「すずなみ(DD-114)」と補給艦「ときわ(AOE-423)」とともに、海上での不正取引を監視します。
さらに、オーストラリアとカナダが哨戒機を派遣し、嘉手納飛行場を拠点に警戒監視活動を実施します。すでにオーストラリア空軍からはP-8A哨戒機が派遣されており、これに伴うKC-30A、C-17グローブマスターIIIの飛来がFlyTeamメンバーの投稿でも確認されています。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊による安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集を通じ、関係国と緊密に協力する方針です。