アメリカ太平洋空軍(PACAF)は、地域安全保障パッケージ(TSP)の一環として、嘉手納基地にF-22Aラプター14機を再び前方展開していると発表しました。展開した部隊は、第3航空団隷下でエルメンドルフ・リチャードソン統合基地を拠点とする第525戦闘飛行隊(525th FS)です。
嘉手納基地でのF-22Aラプター配備は、すでに10年に渡り、最近では2014年以来のこととなります。嘉手納基地には2017年11月から、ヒル空軍基地の第34戦闘飛行隊(34FS)のF-35AライトニングIIの12機が展開し、6カ月のローテーションによる交代です。PACAFはこれにより、第5世代戦闘機の高い戦闘能力をこの地域に展開し、そのコミットメントを再強化します。