航空局、成田で2019年度は81億円要求 高速離脱誘導路や利便性向上

航空局、成田で2019年度は81億円要求 高速離脱誘導路や利便性向上

ニュース画像 1枚目:成田空港 2019年度事業
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成田空港 2019年度事業

国土交通省航空局は、2019(平成31)年度の概算要求で、成田空港の事業に81億円を要求しています。2018(平成29)年度は52億円で、2017年度の39億円と続き増額要求です。成田空港事業は、成田国際空港(NAA)の事業と連携して高速離脱誘導路の整備などにより、4万回の拡大を計画しています。

2019年度はターミナルビルのCIQ施設の整備による利便性向上、庁舎耐震対策の継続、航空保安施設の老朽化更新を実施します。なお、高速離脱誘導路やエプロンの整備、第3ターミナルの能力増強はNAAの会社事業で、およそ981億円で、自己財源で対応します。高速離脱誘導路は、B滑走路とA滑走路の一部は2018年度中に工事が完了し、供用する予定です。

成田空港ではC滑走路の増設について国、千葉県、空港周辺9市町村、NAAの四者協議が進められており、2018年3月に最終合意しています。成田空港ではB滑走路の3,500メートル化もあり、4,000メートルのA滑走路とあわせ、将来の能力増強を目指しています。

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