北部方面航空隊、「北海道胆振東部地震」を受け災害派遣任務を実施

北部方面航空隊、「北海道胆振東部地震」を受け災害派遣任務を実施

陸上自衛隊丘珠駐屯地に所在する北部方面航空隊は、2018年9月6日(木)に発生した「北海道胆振東部地震」を受け、人員空輸や物資空輸、現地の被災情報収集などの災害派遣任務を実施しています。ウェブサイトで活動の様子が公開されています。

地震発生34分後には、丘珠駐屯地から被害情報を空中から地上へ映像伝送するUH-1Jが離陸したほか、LR-2による偵察任務をはじめ、車両燃料補給や活動で支援しています。また、9月7日(金)には、木更津駐屯地から来援した第105飛行隊のCH-47が、安平町への物資の空輸を実施しています。

今回の地震を受け、自衛隊は25,000名規模まで増派する予定で、警察、消防、海上保安庁などと連携して対応しています。海上では総合訓練で9月7日(金)から9月10日(月)まで苫小牧港に寄港を予定していた砕氷艦「しらせ」がヘリポート支援のため苫小牧沖へ前進したほか、東千歳駐屯地の第7特科隊は給水支援に対応にあたっています。

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