日本航空(JAL)は2018年10月4日(木)、民間宇宙スタートアップ企業「ispace」が手がける、史上初の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のランダー(月着陸船)の組立て技術支援を開始したと発表しました。
「HAKUTO-R」は、ispaceが2021年までに行う史上初の民間月面探査プログラムで、2020年と2021年に月へ打ち上げられる計画です。組み立てはJALグループの航空機整備を担当する、JALエンジニアリング(JALEC)の成田にあるエンジン整備センターで実施されています。また、JALECの整備士が、溶接などの組立作業の一部について技術支援実施しています。
JALとispaceは2017年12月13日(水)に資本業務提携を締結し、出資に加え、共同プロモーション活動、輸送・整備・運航また宇宙旅行事業で協働しています。両社は、相互が得意とする分野での提携を拡大して、新たな宇宙事業の創出に向け取り組みます。詳しくはJALのウェブサイトを参照ください。