ボーイング、超音速機開発のアエリオンと提携

ボーイング、超音速機開発のアエリオンと提携

ニュース画像 1枚目:AS2 イメージ
© Aerion
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ボーイングは2019年2月5日(火)、次世代超音速航空機の開発を手がけるアエリオンと提携しました。この合意の一環として、ボーイングは技術開発と設計を加速する支援と投資を通じ、超音速の空の旅を実現する新たな市場開発を目指します。ボーイングの契約条件の詳細は、公表されていません。

ボーイングは、アエリオンが手がけるAS2超音速ビジネスジェットの市場投入に向け、エンジニアリング、製造、飛行試験のリソースなどを提供します。 AS2はマッハ1.4、または時速およそ1,000マイルの速度での巡行を目指して設計されています。現在の市場に提供されているビジネスジェットより最大で70パーセント速く飛行でき、環境負荷の要件を満たす性能を保ちながら、大西洋横断飛行は現在よりおよそ3時間、短くなることを目指しています。この機体は、2023年に初飛行を予定しています。

ボーイングの次世代機開発を手がけるプロジェクト「Boeing NeXt」は、アエリオンが有する超音速の専門知識とボーイングの世界規模の産業と民間機の経験とを組み合わせることにより、超音速技術をさらに成熟させ、戦略的かつ最先端の投資とみています。

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