エア・カナダ、初のA220-300で米2路線を開設 インテリアも公開

エア・カナダ、初のA220-300で米2路線を開設 インテリアも公開

ニュース画像 1枚目:エア・カナダA220-300の機内
© Air Canada
エア・カナダA220-300の機内

エア・カナダは2019年8月14日(水)、A220-300で初めて運航する新規2路線と、新機材の機内インテリアを発表しました。

A220を投入するのはアメリカ線で、2020年5月4日(月)からモントリオール /シアトル線、トロント/サンノゼ(アメリカ・カリフォルニア州)線にデイリー便で就航します。いずれも現在のところ、エア・カナダが唯一の直行便となる予定で、これらにより、既存のトロント、バンクーバー発着のシアトル線、またバンクーバー発着のサンノゼ線を補完します。

エア・カナダ初となるA220-300は、エアバス・カナダのミラベル工場で組み立てられ、2019年中の受領を予定しています。エア・カナダはより大型で、3,200海里を飛行できる同機を運航する初の北米航空会社となります。導入当初は、モントリオール、トロント発着のカナダ国内線やニューヨーク・ラガーディア行きなどの国境超えの既存路線に投入されます。

座席配列は、ビジネスクラスが「2-2」の12席、エコノミークラスが配列「3-2」の125席と2クラス制で、エコノミークラスで最も幅広い座席、かつこれまでより広いパーソナルスペースが提供されるほか、同サイズの機材としては最大の頭上収納が用意されます。

大きな窓が採用されているほか、LEDのムード照明、パナソニックの機内エンターテイメントシステム「eX1」、衛星ベースの高速Wi-Fi接続などの提供で、快適性が高められています。プラット・アンド・ホイットニー(P&W)のPW1500Gエンジンを搭載し、1座席あたりの燃料消費を20%削減しているほか、窒素酸化物排出量をCAEP/6基準の50%以下に抑えるなど環境に優しい仕様となっています。

■運航スケジュール
・モントリオール /シアトル線
   AC565便 モントリオール 17:55 / シアトル 20:45 (デイリー)
   AC564便 シアトル 08:35 / モントリオール 16:34 (デイリー)
・トロント/サンノゼ線
   AC765便 トロント 08:55 / サンノゼ 11:28 (デイリー)
   AC766便 サンノゼ 12:15 / トロント 20:10 (デイリー)
期日: 2020/05/04から
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