アメリカ空軍第968遠征空中管制飛行隊(968 ACC)のE-3Gセントリーとサウジアラビア空軍のE-3Aの乗員が2020年3月3日(火)、サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地で、訓練と情報交換を行いました。
E-3Gはアラブ首長国連邦のアル・ダフラ空軍基地からプリンス・スルタン空軍基地で迅速な展開能力のテストするため、3月1日(日)から3月7日(土)まで前方展開しました。2000年代初にアメリカ空軍のE-3はプリンス・スルタン空軍基地に配備され、サザン・ウォッチ作戦、不朽の自由作戦、イラクの自由作戦に参加しました。しかし、2007年にアル・ダフラ空軍基地に移転して以降、アメリカ空軍のE-3は配備されていません。
最新型のE-3Gの訓練は初の実戦を模したものでプリンス・スルタン空軍基地へ72時間未満で展開しました。この訓練の成果により、今後は迅速な運用が可能になります。