ボーイング、ピュージェット・サウンドの製造ラインを再開へ

ボーイング、ピュージェット・サウンドの製造ラインを再開へ

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ボーイングは2020年4月20日(月)から、ピュージェット・サウンドの操業を再開します。このボーイング工場に勤務する従業員が新型コロナウイルスに感染し、3月25日(水)から工場の操業を停止していました。商用機の製造再開にあたり、特別な予防策を講じると共に、勤務するスタッフの安全を確保し、新型コロナウイルスと戦う包括的な手順が策定されました。

ピュージェット・サウンド地域では約27,000人が747、767、777、787プログラムに従事しており、各スタッフはこの生産ラインに戻ります。これにより、ボーイングは世界的な重要な輸送インフラ、航空貨物、国防任務などを支援します。なお、ボーイングのサウスカロライナ工場は、引き続き操業を停止しています。

737、747、767、777のピュージェット・サウンドの従業員は、4月20日(月)から再開し、4月21日(火)までにほとんどの従業員が生産ラインに復帰します。787プログラムの従業員は、4月23日(水)から復帰し、4月24日(木)に業務を再開します。

この製造ラインは再開にあたり、連邦や州のガイダンスに従い、清掃を強化し、ソーシャル・ディスタンスを保ちます。また、スタッフのシフト開始時刻をずらし、出入りするスタッフの流れを減らし、フロアマーキングや標識など視覚的に物理的距離を保ちます。スタッフのフェイスカバー着用を必須とし、マスク着用も求めています。

これ以外にもいくつかの条件を設け、ボーイングは連邦や州のガイダンスを注視し、状況に応じて手順や基準などを調整します。

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