新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、全定期便を運休していたオーストリア航空は2020年6月15日(月)、約90日ぶりに一部便の運航を再開しました。初便は、ウィーン発6時30分のミュンヘン行きOS111便でした。
フライト再開に伴い、オーストリア航空は感染拡大の予防対策として、従業員と搭乗者のマスク着用を義務化し、機内だけでなく空港ターミナルでも着用を求めています。この規則は運送約款にも記載されていますが、6歳未満の子どもは着用が免除されます。
このほか、ウィーン空港では適切な社会的距離を確保するための標識や消毒液ディスペンサーなどを設置し、オンラインチェックインや手荷物自動預入機などの利用を搭乗者に勧め、できるだけ非接触で搭乗できる方法を案内しています。
オーストリア航空は運航再開に向け、機体番号(レジ)「OE-LZF」のA320から保護カバーを外す様子や、飛ぶ準備ができたことを示す文言「#ReadyToFly」が塗装される様子を動画で紹介しています。
■Austrian Aircraft #ReadyToFly