オーストリア航空は2020年3月19日(木)から、全ての定期便を一時運休すると発表しました。新型コロナウイルス(COVID-19)により、多くの国々が実施する入国制限に伴う運休となります。
運休前の最後のフライトは、シカゴ発OS66便で、3月19日(木)8時20分にウィーンに到着します。それまでの間、全ての乗客と乗務員を帰国させるため、減便体制で運航します。運休期間は3月28日(土)までの予定で、可能な場合は他社便に振り替えます。
なお、日本路線では、夏の季節便として成田/ウィーン線を運航しており、ウィーン発は3月12日(木)、成田発は3月14日(土)から運航を開始したばかりです。
このほか、ルフトハンザ・グループでは、短距離路線と長距離路線でさらなる減便を予定しており、最短で3月17日(火)に対象路線などが公表される予定で、特に中東、アフリカ、中南米における運休・減便が拡大します。長距離線全体では、ルフトハンザ・グループの座席提供数は最大90%が削減されます。当初の計画では週1,300便の運航が計画されていました。
また、ヨーロッパ内路線でもさらなる減便で、3月17日(火)からは当初の計画の約20%の便のみ運航されます。当初の計画では2020年夏の短距離路線では週11,700便の運航が予定されていました。