セントレアグループ元社員がクーポン不正入力で逮捕、社内調査で不正発覚

セントレアグループ元社員がクーポン不正入力で逮捕、社内調査で不正発覚

中部国際空港(セントレア)のグループ会社である中部国際空港旅客サービスの元社員2名が私電磁的記録不正作出・同供用の容疑で2020年7月7日(火)に逮捕されました。

報道によると、1月13日(月・祝)から2月14日(金)までの期間、物販店舗を利用した11名の客が計約28万円分の買い物した際、クーポンを提示していないにも関わらず、提示したとの嘘の情報をレジに入力した疑いです。クーポンを提示すると、購入額の3%から5%が旅行会社に支払われる仕組みとなっており、逮捕された中国籍の元社員が旅行会社から依頼された可能性があるとして調査が行われています。なお、11名が購入した商品はいずれも割引対象外でした。

セントレアによる社内調査で発覚、警察に相談し捜査に全面的に協力しており、今回の逮捕につながりました。セントレアでは今後同様の事案が発生しないよう、従業員へのコンプライアンスの徹底、教育の強化に取り組む方針です。

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