フロンティア航空、保有機100機到達 尾翼はチヌーク

フロンティア航空、保有機100機到達 尾翼はチヌーク

ニュース画像 1枚目:フロンティア航空が受領した100機目
© Frontier Airlines
フロンティア航空が受領した100機目

フロンティア航空は2020年7月、保有機が100機に到達しました。フロンティア航空は保有機材の尾翼に動物たちを描き、節目の機体には灰色の狼「チヌーク」が描かれました。受領した機体はA320neo、機体記号(レジ)「N369FR」でした。

尾翼に描かれたチヌークは、1993年に殺処分される直前に救出された、オオカミと犬の交配種です。この救出をきっかけに、フロンティア航空が本拠とするデンバー国際空港があるコロラド州で「コロラド・ウルフ・アンド・ワイルドライフ・センター」が設立され、野生動物の保護活動が継続されています。この縁の深い動物が節目を飾る機体の尾翼に採用されました。

フロンティア航空は全てエアバス製のA320ファミリーで運航しており、今回受領したA320neoは50機超を保有しています。これは北米拠点では、最も多い機数を運航する航空会社です。A320neoは新エンジンを搭載し、従来の機材と比べ、燃料効率と騒音の低減や、二酸化炭素削減にもつながることから環境に優しい機材とされています。

アメリカ国内外の路線展開で成長を続けるフロンティアは、A320neoの導入を積極的に進め、環境面でも業界をリードする航空会社を目指しています。

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