中東地域での情報収集活動のため、2020年8月30日(日)に横須賀を出港した海上自衛隊の護衛艦「むらさめ(DD-101)」乗組員が、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が確認されました。この隊員は、横須賀地区所在部隊の20歳代の男性自衛官です。
「むらさめ」は出港直後、乗組員全員にPCR検査を実施していました。この検査後、日本近海で、14日間の訓練などを実施し、同時に乗組員の健康観察を経て、中東方面へ進出する計画でした。「むらさめ」は、行動予定を未定としており、第2次派遣情報収集活動水上部隊として現地で活動する「きりさめ(DD-104)」との交代は遅れることが予想されます。
なお、統合幕僚監部では隊員の陽性判明を受け、今後、保健所が行う調査に協力し、濃厚接触者の把握や感染拡大の防止に努めます。