アラスカ航空は2021年8月16日(月)、ボーイング737-9-MAXを12機、オプションを行使すると発表しました。このオプション権は、2023年と2024年に受領する機材の製造枠です。早い時期にオプション権を行使することで、保有機材の増加ペースを加速します。5月に13機のオプション行使に続く矢継ぎ早のオプション行使です。
アラスカ航空は、737-9-MAXの発注数は93機に増加します。このうち現在、5機を運航しています。アラスカ航空は2020年12月、ボーイングと737 MAXの契約を締結し、2021年から2024年に737-9を68機受領し、2023年から2026年に52機のオプション権を保有していました。
アラスカ航空が受領した737-9-MAXは、ファーストクラス16席、プレミアムクラス24席、エコノミークラス138席、計178席を搭載しています。運航開始からこれまで、アラスカ航空はエンジンの静粛性や運航する航続範囲など期待を超え、旅客からも好評としており、運用、財務、環境のパフォーマンスについて満足とコメントし、ボーイングへのオプション発注につながったとみられます。
■アラスカ航空の737 MAX受領計画 2021年 12機 2022年 31機 2023年 13機 -> 22機(5月) -> 32機(8月) 2024年 12機 -> 16機(5月) -> 18機(8月)