あいち航空ミュージアム、T-1特別企画展にあわせトークショー 11/27

あいち航空ミュージアム、T-1特別企画展にあわせトークショー 11/27

ニュース画像 1枚目:開館4周年特別企画展「スペシャルトークショー」
© あいち航空ミュージアム
開館4周年特別企画展「スペシャルトークショー」

あいち航空ミュージアムは2021年11月27日(土)、特別企画展「日本の飛行機づくりと富士T-1初鷹(はつたか)」の開催に合わせ、同館館長と航空評論家/科学ジャーナリストの中村浩美さんによるトークショー、元SUBARUの社員による航空機の開発魅力が紹介されます。会場は1階のフライングボックス前ステージで、先着80名の座席を用意、立ち見も可能です。

ミュージアムは11月27日(土)から、特別企画展が開催されます。日本の飛行機開発史や初の実用ジェット機「富士T-1(ティーワン)」のエピソードなどを紹介するパネル展示に加え、小牧基地に地上展示されている練習機「富士T-1初鷹866号機」を館内に展示します。

この企画に合わせ、あいち航空ミュージアム館長の鈴木真二さんと、航空評論家/科学ジャーナリストの中村浩美さんが「日本の飛行機づくり」の歴史を語り合います。さらに、企画展のテーマ「富士T-1」について富士重工業(現:SUBARU)で固定翼機の開発に携わり、T-1の魅力を伊佐野康夫さんが語ります。

企画展示では、航空自衛隊パイロット育成のために開発された「富士T-1初鷹」が分かりやすく理解できる内容になっています。第2次世界大戦後初の実用国産飛行機で、初の国産ジェット練習機として1958年の試作飛行から1963年までに計66機が生産され、2006年に全機が退役しました。

■開館4周年特別企画展「スペシャルトークショー」
11:00〜12:00 第1部 日本の飛行機づくり
 航空評論家/科学ジャーナリスト:中村浩美さん
  (月刊「航空ジャーナル」編集長を経て1984年から
  航空評論家/科学ジャーナリストとして独立、
  日本旅行作家協会副会長)
 あいち航空ミュージアム館長:鈴木真二さん
  (豊田中央研究所を経て東京大学助教授、
  工学系研究科航空宇宙工学専攻教授。
  2019年から東京大学未来ビジョン
  研究センター特任教授・名誉教授)
13:30〜14:30 第2部 富士T-1初鷹とSUBARU航空機の物創り
 富士エアロスペーステクノロジー技術部長:伊佐野康夫さん
  (富士重工入社、T-4、F-2の航空機開発で構造設計に従事。
  T-7航空機にも携わり、固定翼機技術課長・部長を歴任。
  2003年にはT-1の最終整備を見送る)
期日: 2021/11/27
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