世界で1,000機以上が飛行する737MAX、JAL導入で国内3社へ 発注状況まとめ

世界で1,000機以上が飛行する737MAX、JAL導入で国内3社へ 発注状況まとめ

ニュース画像 1枚目:スカイマークが導入する「737-10-MAX (手前)」と「737-8-MAX (奥)」
© Boeing
スカイマークが導入する「737-10-MAX (手前)」と「737-8-MAX (奥)」

日本航空(JAL)が3月23日に、ボーイング737-8-MAX型機を21機導入することを発表。これにより、すでに導入を発表している全日本空輸(ANA)、スカイマークとあわせて、日本の航空3社が同型機の導入を決めています。3社とも、現在運航している737-800型機の後継として、737-8-MAXを選択。スカイマークのみ、737-8-MAXに加えて長胴型である737-10-MAXもあわせて導入予定です。

■ 国内3社の737MAX導入予定

型式日本航空 (JAL)全日本空輸 (ANA)スカイマーク (SKY)
737-8-MAX21機20機 (+オプション10機)6機 (リース機導入)
737-8-MAX / 737-10-MAX--4機 (+オプション2機)
計 (オプションを含む)21機30機12機

737MAXは2017年から運用を開始。2度の墜落事故を受け、2019年3月から2020年11月まで飛行を停止していましたが、今では世界で1,000機以上が運航されています。エアバスA320neoシリーズなどと共に、小型機市場では主力となる機種に。海外の航空会社でも導入が進んでおり、日本線へ投入しているのは、大韓航空・ジンエアー・ティーウェイ航空・MIATモンゴル航空・バティック・エア・マレーシアで、いずれも737-8-MAXです。

今後、スカイマークとANAが2025年から導入を開始予定。JALでは2026年から導入予定で、新しい機種が日本の航空会社での運用を開始します。

■ 主な小型機の概要

-737-8-MAX737-9-MAX737-10-MAXA320neoA321neo
機体全長39.5 m42.2 m43.8 m37.57 m44.51 m
機体全幅35.9 m35.9 m35.9 m35.80 m35.80 m
機体全高12.3 m12.3 m12.3 m11.76 m11.76 m
標準座席数162~210席178~220席188~230席150〜180席180〜220席
*出展:Boeing・AIRBUS
ニュース画像 1枚目:日本各地で目にすることの多い大韓航空737-8-MAX (羽田空港 2023年1月5日撮影 HL8351)
© FlyTeam 79Backvさん
日本各地で目にすることの多い大韓航空737-8-MAX (羽田空港 2023年1月5日撮影 HL8351)
ニュース画像 2枚目:以前、タイ・ライオン・エアが日本路線へ投入していた737-9-MAX (中部国際空港 2019年3月10日撮影 HS-LSI)
© FlyTeam amagoさん
以前、タイ・ライオン・エアが日本路線へ投入していた737-9-MAX (中部国際空港 2019年3月10日撮影 HS-LSI)
ニュース画像 3枚目:試験飛行を行うボーイング社の737-10-MAX (ボーイングフィールド 2022年8月19日撮影 N27751)
© FlyTeam M.Chihara_1さん
試験飛行を行うボーイング社の737-10-MAX (ボーイングフィールド 2022年8月19日撮影 N27751)
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