国内線乗るなら「乗り得」それとも「マニアック」? 好きな機材を探せ!

国内線乗るなら「乗り得」それとも「マニアック」? 好きな機材を探せ!

ニュース画像 1枚目:国内線の機内
© FlyTeam ニュース
国内線の機内

いよいよ大型連休を迎え、移動が活発になってきました。今回は国内線に焦点を当て、FlyTeamらしい視点で運航便に投入されている“乗り得”機材と、“マニアック”な機材を紹介します。2023年5月1日時点の情報です。

“乗り得” JALの国際線専用機材

■ 「ボーイング777-300ER型機」 または 「ボーイング787-9型機」
日本航空(JAL)の羽田/中部線(JL209便/JL200便)と、成田/中部線(JL3083便/JL3084便)は国際線用機材が“通常運用”として投入されています。国際線を利用しない乗客も、国内線として利用が可能です。羽田線の機材は、長距離国際線へ投入されている4クラス制の777-300ERまたは、中・長距離国際線用3クラス制の787-9。成田線は基本的には国際線用の787で運航中です。

ニュース画像 1枚目:JAL 長距離国際線用 4クラス制の777-300ER ファーストクラス (クラスJ) *写真は国際線運航時のもの
© FlyTeam planetさん
JAL 長距離国際線用 4クラス制の777-300ER ファーストクラス (クラスJ) *写真は国際線運航時のもの
ニュース画像 2枚目:JAL 長距離国際線用 4クラス制の777-300ER ビジネスクラス (クラスJ) *写真は国際線運航時のもの
© FlyTeam planetさん
JAL 長距離国際線用 4クラス制の777-300ER ビジネスクラス (クラスJ) *写真は国際線運航時のもの
ニュース画像 3枚目:JAL 中・長距離国際線用3クラス制の787-9 (成田 → 中部 2023年04月搭乗 写真:座席)
© FlyTeam STAR TEAMさん
JAL 中・長距離国際線用3クラス制の787-9 (成田 → 中部 2023年04月搭乗 写真:座席)
ニュース画像 4枚目:JAL 長距離国際線用 4クラス制の777-300ER エコノミークラス
© FlyTeam NIKEさん
JAL 長距離国際線用 4クラス制の777-300ER エコノミークラス

“乗り得” ANAの国際線機材と最新機材

■ 「ボーイング787-8型機 “78M”」 と 「ボーイング787-9型機 “78G”」
全日本空輸(ANA)の国内線には、国際線との兼用機材である787-8が投入されています。時刻表上では「78M」と表示されるため、この機材を選んで乗ることが可能です。また、国内線専用機材で2021年から就航している、最新の787-9「78G」も狙い目。国内線機材としては最大の13.3インチの薄型モニターを全席に設けています。また、トヨタ紡織社と開発した、どのような体格でもフィットするという心地よいシートもおすすめです。

ニュース画像 5枚目:ANAの787-8 国内線・国際線兼用機材「78M」 ビジネスクラス(プレミアムクラス)
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ANAの787-8 国内線・国際線兼用機材「78M」 ビジネスクラス(プレミアムクラス)
ニュース画像 6枚目:ANAの787-8 国内線・国際線兼用機材「78M」 エコノミークラス
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ANAの787-8 国内線・国際線兼用機材「78M」 エコノミークラス
ニュース画像 7枚目:ANAの787-9 最新 国内線用機材「78G」 プレミアムクラス
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ANAの787-9 最新 国内線用機材「78G」 プレミアムクラス
ニュース画像 8枚目:ANAの787-9 最新 国内線用機材「78G」 エコノミークラス
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ANAの787-9 最新 国内線用機材「78G」 エコノミークラス

“マニアック” ANAの古参機

■ 「ボーイング777-300型機」
ANAトリプルセブンの国内線専用機材である「773」は、現在国内線では唯一の500席超えを誇る、514席仕様の機材です。5機が運航中ですが、数年以内に退役が始まるとみられています。また機内も特徴的で、“ちょっと前のANA”を体感できます。座席の柄や、壁面に描かれた「■□■□」の模様など、1990年代のANAの面影を残しています。快適性よりも773を選んで乗りたい航空ファンも多いのでは。

ニュース画像 9枚目:ANAの777-300 古参 国内線用機材「773」
© FlyTeam ニュース
ANAの777-300 古参 国内線用機材「773」
ニュース画像 10枚目:ANAの777-300 古参 国内線用機材「773」
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ANAの777-300 古参 国内線用機材「773」

“マニアック” スカイマークの日本に1機しかない737

■ 「機体記号:JA737N」
スカイマークが運航する29機のボーイング737-800型機のうち、1機だけウィングレットが装着されていない「JA737N」が運航されています。これは日本国内でも唯一の、ウィングレット非装着の737です。また、同社29機中5機だけ残る、レザーシート「旧WEBER」社製の厚みのある紺色の座席が備わっています。全路線に投入されており、狙って乗ることはできませんが、ピカチュウジェットで無くとも航空ファンからすると“当たり”機材となるかも!?

ニュース画像 11枚目:鹿児島空港 2023年1月8日撮影 JA737N ボーイング737-8HX スカイマーク
© FlyTeam matsu0430さん
鹿児島空港 2023年1月8日撮影 JA737N ボーイング737-8HX スカイマーク
ニュース画像 12枚目:スカイマーク 福岡 → 新千歳 2018年01月搭乗 写真:機窓・風景
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スカイマーク 福岡 → 新千歳 2018年01月搭乗 写真:機窓・風景
ニュース画像 13枚目:スカイマーク 鹿児島 → 中部 2019年04月搭乗 写真:座席(シート)
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スカイマーク 鹿児島 → 中部 2019年04月搭乗 写真:座席(シート)

以上、国内線で乗ることができる、“乗り得”と“マニアック”な機材を紹介しました。JALの、ガッツリ国際線仕様機でフルフラット座席に座ることができる777-200ERが退役しても、まだまだ“乗り得”な機材は投入されています。あるいは、退役が近い“マニアック”な機材を選んで乗ってみるのも、旅の楽しみの一つになるのではないでしょうか。

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