退役チャーター便として運航された、日本航空(JAL)のボーイング777-200ER型初号機「機体記号:JA701J」が、2023年5月16日 15時すぎ(現地時間)にロサンゼルス国際空港へ到着しました。
16日20時24分(日本時間)に「JL8132便」として羽田空港を出発した同機は、約10時間の飛行でアメリカ・カリフォルニア州上空へ到達。“飛行機の墓場”ことアメリカ・カリフォルニア州ヴィクターヴィルのサザンカリフォルニアロジステクス空港へ向かうフェリー(空輸)便を再現し、同空港上空で「ローパス(低空飛行)」を実施しました。
羽田空港では出発前に、ツアー参加者やJAL社員によるお見送りイベントを実施。オープンスポットでは、搭乗前に飛行機の側まで近づき、出発前の余韻に浸る時間が設けられたようです。
「JA701J」は、今後ロサンゼルスからヴィクターヴィルへフェリーされ、他の退役した同僚と久々の再会を果たすと思われます。JALが保有する777-200ERは、残り1機「JA703J」で、5月7日の飛行を最後に羽田空港へ駐機されています。