インド海軍、初の国産空母「ヴィクラント」を進水

インド海軍、初の国産空母「ヴィクラント」を進水

インド海軍は2013年8月12日、初の国産空母「ヴィクラント」の進水式をインド南部のコチで開催しました。インドのメディアが伝えています。

ヴィクラントは排水量37,500トン、全長260メートル、全幅60メートルの艦で、ミグMiG-29KとカモフKa-31ヘリコプターを搭載します。ロシアや中国の空母と同様にカタパルトは装備せず、スキージャンプで離艦し、拘束ワイヤーで着艦するタイプと思われます。

インド海軍は現在、イギリス海軍の旧ハーミーズをシーハリアー・ヘリ空母として運用しており、今年中にロシアからキエフ級の旧バクーの引き渡しを受けます。進水したヴィクラントは2018年末までに就役する予定で、2番艦も計画されています。

インドのアントニー国防大臣は「このクラスの空母を設計・建造できるのは今までアメリカ、イギリス、ロシア、フランスだけで、インドがこれに加わった」と自信を深めています。

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