エチオピアを訪問している安倍首相は2014年1月13日、ハイレマリアム首相と成田空港とエチオピア間を結ぶ直行便の就航で合意した。首脳会談後に両首脳が立ち会い、鈴木量博駐エチオピア大使とウォッセンイェレ・エチオピア民間航空庁長官が外交上の公文への署名、交換を行いました。
この改正は、日本側の航空企業がエチオピア国内への乗り入れ先がアディスアベバのみからエチオピア国内の複数地点、エチオピア側の航空企業が日本国内への乗り入れ先が大阪に限っていたところ、成田空港を含む日本国内の複数地点となったもの。これにより、成田空港とエチオピアとの間の直行定期便の運航が可能となります。
この首脳会談のお膳立てとして、すでにエチオピアと日本間では2013年12月に日本/エチオピア間の航空当局間協議が開催され、成田空港で週7便の乗入れ可能な枠組みを新たに設定。エチオピアは長年にわたる就航に向けて動き出しており、今回の首脳同士の合意で、確定的となりました。
これにより、以前から就航意欲を示しているエチオピア航空の成田空港乗り入れについて2014年夏スケジュール期間中にも就航が実現しそうです。
