ドイツ人がマイクロライト機でフランスの原発を観光 ミラージュが迎撃

ドイツ人がマイクロライト機でフランスの原発を観光 ミラージュが迎撃

2014年8月1日、ドイツ人旅行者が操縦するマイクロライト機が、南フランスの原子力発電所2カ所上空を飛行し、フランス空軍のミラージュ2000がインターセプトする騒ぎがありました。フランスのメディアが伝えています。

マイクロライト機はアビニオンを離陸し、ガール県のマルクール原子力地区とドローム県のトリカスタン原子力地区の上空を飛行しました。出動したミラージュ2000はマイクロライト機をバロンスの飛行場へ強制着陸させ、ドイツ人は警察に拘束されました。

ドイツ人は悪意はなく間違って飛んでしまったと供述し、釈放されました。フランスでは3月にグリーンピースの活動家ら60人が、原子力発電所を「襲撃」する事件も起きておりセキュリティー強化が課題となっていました。また、5月にはドイツ人医師がパラグライダーで原子力発電所に侵入し6カ月間の執行猶予の有罪判決を受けています。

メニューを開く