エアバス、Flightradar24と提携 航空便追跡のプラットフォームを提供

エアバス、Flightradar24と提携 航空便追跡のプラットフォームを提供

ニュース画像 1枚目:「AirFlight」のデモ画面
© AIRBUS S.A.S.
「AirFlight」のデモ画面

エアバスは2015年6月17日、2016年の国際民間航空機関(ICAO)による航空便追跡の規定の発効を前に、Flightradar24と共同で「AirFlight」を提供すると発表しました。航空交通管理を手がけるエアバス子会社のエアバス・プロスカイ(Airbus ProSky)とFlightradar24で実施する事業です。

エアバス・プロスカイがFlightradar24の航空機位置情報を活用し、追加情報を加え、「AirFlight」として新たな航空機追跡のプラットフォームとします。これにより、航空機が正確にどこにいるか、場所、時間などを特定し、運航会社、空港、航空管制など航空業界全体が大きなメリットを受けるとしています。

「AirFlight」は、空港全体の運営の効率性を高め、遅延便発生の抑制、定時性を高めるため、空港運営における協調意思決定方式(A-CDM:Airport Collaborative Decision-Making)の確立で重要な役割を果たします。特に、運航会社が望む場合は、空港運営者、管制などとも共有することができます。

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