エジプト航空のA320「SU-GCC」の墜落に関連し、フランス航空事故調査局(BEA)は2016年5月28日(土)から、地中海の捜索エリアにAlseamarの深海探査機(DOS)を投入し、ブラックボックスの回収を目指すと発表しました。エジプト民間航空局がDOSの投入を契約したものです。同時にエジプト側は、ギリシャ当局から入手した交信、レーダーの記録の詳細について解析をはじめています。
Alseamarは、同社のDOSで超深海を探索し、正確なブラックボックスの位置を特定します。このDOSは約1,000メートルの深海まで潜水、約4キロメートルの範囲で特定していきます。
なお、Alseamarは捜索期間については探索するエリアの範囲によって大きく違うとし、その見通しは明らかにしていません。