シンガポール・チャンギ空港、旅客数は5,870万人 東京路線の旅客数は6位

シンガポール・チャンギ空港、旅客数は5,870万人 東京路線の旅客数は6位

ニュース画像 1枚目:シンガポール・チャンギ国際空港 イメージ
© Changi Airport Group
シンガポール・チャンギ国際空港 イメージ

シンガポール・チャンギ国際空港は、2016年の旅客数が前年比5.9%増の5,870万人、発着回数は4.1%増の360,490回を記録したと発表しました。また、航空貨物取扱量は197万トンで新記録となりました。

2016年は、東南アジア、北東アジア、オセアニアとの路線で旅客輸送の90%を占めました。このうち、中国との旅客は2015年の5位から2016年は3位となり、大きな伸びを示しています。このほか、タイが6%増、ベトナムが8%増と東南アジアの旅客数も増加しています。

2016年は新たな航空会社の乗入れで、旅客便で中国の西部航空とフィジー・エアウェイズ、貨物便でマレーシアのネプチューン・エアとアゼルバイジャンのシルクウェイ・ウェスト・エアラインズ、計4社を加え、100社超の乗入れとなっています。また、ユナイテッド航空とシンガポール航空がサンフランシスコ線の直行便を開始したほか、貨物専業のKマイル・エアも乗入れを再開しています。
 
また、新規就航地としてインドのアムリトサルとジャイプール、中国のウルムチ、オーストラリアのキャンベラ、ニュージーランドのウェリントン、フィジーのナンディ、日本の新千歳、ドイツのデュッセルドルフと、8都市との定期便が結ばれました。
 
なお、シンガポールとの旅客移動が多い空港は、ジャカルタが1位で変わらず、2位はクアラルンプール、3位がバンコクとなり、羽田と成田をあわせた東京は6位となっています。

■シンガポール・チャンギ国際空港と旅客輸送の多い都市ランキング
(括弧内は前年順位)
1位:ジャカルタ (1)
2位:クアラルンプール (3)
3位:バンコク (2)
4位:香港 (4)
5位:マニラ (5)
6位:東京 (羽田、成田の合計) (6)
7位:デンバサール (7)
8位:ホーチミン (8)
9位:台北 (9)
10位:シドニー (10)

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