海上保安庁、各国の海上保安職員の乗船研修を実施 練習船「こじま」で

海上保安庁、各国の海上保安職員の乗船研修を実施 練習船「こじま」で

海上保安庁は2018年7月20日(金)、海上保安大学校練習船「こじま(PL-21)」で、フィリピン、マレーシア、ベトナム海上保安機関職員の乗船研修を実施すると発表しました。「こじま」には、搭載機はありませんが、艦尾甲板はヘリコプター甲板としても使用できます。

研修は、世界一周の遠洋航海を実習中の「こじま」を使い、7月28日(土)にベトナム・ダナンの出港から8月3日(金)の呉入港までに実施されます。3カ国の海上保安機関の職員が参加する乗船研修は、今回が初めてとなります。

各国から選抜された各海上保安機関の6名は、海上保安大学校専攻科研修生と練習船船内で寝食を共にし、航海当直や船上機器取扱い訓練などを通じ、船舶運航技術の向上を図り、海上保安機関の業務紹介、各種交流プログラム等などを通じ、交流を深めます。

海上保安庁では、これらの取組を通じ、インド太平洋地域における、海洋秩序の維持強化に寄与する方針です。

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