台風21号の影響、関空1ビルで冠水など 9月5日も一部欠航が決定

台風21号の影響、関空1ビルで冠水など 9月5日も一部欠航が決定

ニュース画像 1枚目:台風時の波のイメージ
© 関西エアポート
台風時の波のイメージ

関西エアポートは運営する関西3空港について2018年9月4日(火)、台風21号の通過による影響を17時現在で公表しました。大阪国際(伊丹)空港では、一部施設の破損などがあるものの、空港機能へ大きな影響はありません。神戸空港では空港施設や機能への大きな影響はありません。

関西国際空港は浸水、連絡橋などに影響があります。このうち、冠水は第1ターミナルビル側のA滑走路と駐機場ほぼ全域が冠水しています。深い所で深さはおよそ40センチメートルから50センチとなっています。これに伴い、第1ターミナルビル地下の従業員用エリアで冠水しています。なお、旅客が利用する旅客ターミナルビルなどへの浸水はありません。また、第2ターミナルビルとB滑走路は影響ありません。現在、滑走路についてはA、Bとも閉鎖しており、再開時期は不明です。

連絡橋は正午に鉄道、車両共に通行止めとなっており、これも再開時期は不明です。連絡橋には、関西国際空港の沖合に停泊していたタンカーが衝突し、連絡橋南側の脚に損傷が発生しています。

負傷者も発生しており、一般の旅客1名が鉄道駅東側の商業施設「エアロプラザ」2階の休憩スペースのガラスが破損し、腕に軽傷を負っています。

こうした状況を受け、国際線を運航する一部航空会社は、9月5日(水)も一部便の欠航を決定しています。アシアナ航空は、仁川行き9時発のOZ1171便、9時10分発のOZ115便、10時50分発のOZ111便を欠航、シンガポール航空は関西着9時5分のSQ618便、関西発10時55分のSQ619便を欠航します。

キャセイパシフィック航空は香港発CX502、CX506、CX566、CX568便と関西発CX503、CX507、CX567、CX569便、台北経由のCX564、CX565便を欠航します。

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