NECの空港顔認証、2019年度グッドデザイン・ベスト100受賞

NECの空港顔認証、2019年度グッドデザイン・ベスト100受賞

ニュース画像 1枚目:電子申告端末
© NEC
電子申告端末

日本電気(NEC)は2019年10月28日(月)、「空港ソリューション ~税関検査場電子申告ゲートを中心としたSmart Airportの取り組み~」が2019年度グッドデザイン賞で「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれたと発表しました。

2018年度は生体認証「Bio-IDiom バイオイディオム」を活用したコンセプト、2019年度は顔認証を活用した実際のサービスが評価され、2年連続の受賞となります。今回は、NECの高い技術力を生かした総合的なサービスデザインであることなどが高く評価され、受賞に至っています。

「グッドデザイン・ベスト100」は、グッドデザイン賞を受賞した中で、審美性、提案性、可能性など総合的に優れているとして高い評価を受けた100点で、今年は1,420点の中から選ばれています。

今回受賞した空港ソリューションは、世界ナンバーワンの認証精度を有するNECの顔認証技術を活用したもので、4月から成田空港第3旅客ターミナルの税関検査場で運用されています。日本の玄関口である空港でスムーズな手続きを実現するため、携帯品申告書を作成するスマホ向けアプリ、電子申告端末、顔認証技術を活用したウォークスルーゲート、サイネージなど空港の税関検査場をトータルにデザインしました。

今後、外国人旅客にも拡大されるほか、新千歳空港、羽田空港、中部国際空港(セントレア)、関西国際空港、福岡空港の国内5空港でも導入が決まっています。

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