ドイツのベルリン・ブランデンブルク国際空港は2020年10月31日(土)、ターミナル1をオープンし、ついに供用を開始しました。開港に際し、イージージェット便とルフトハンザ便が到着し、ウォーターキャノンで記念のウォーターキャノンが実施されました。なお、ベルリン・ブランデンブルク国際空港の開港に伴い、11月8日(日)をもってベルリン・テーゲル空港は閉鎖され、新空港は、ベルリンで唯一の旅客便が運航される空港となります。
ブランデンブルグ国際空港は、当初の計画では2011年10月末に開港予定でした。工事の遅れから2012年6月開港に時期が延期され、3レター「BER」も決定し、供用開始に向けて準備が進んでいたものの、開港直前の2012年5月に開港延期を発表しました。さらにその後も開港を2013年3月17日に延期、同年10月27日に延期と、開港延期を繰り返し、最終的に2020年10月に開港見込みであることを2017年に発表していました。
なお、新空港では、今回オープンしたターミナル1のほか、旧シェーネフェルト空港だったターミナル5が現在運用されています。格安航空会社(LCC)用ターミナルとなるターミナル2は既に建設は終了していますが、まだ供用を開始していません。ターミナル3は2030年までに竣工を予定しており、完成するとターミナル5が閉鎖となります。また、ターミナル4の建設も計画されています。
■就航当日のハイライト