日本企業が建設・運営のモンゴル・新チンギスハーン国際空港、7月4日開港

日本企業が建設・運営のモンゴル・新チンギスハーン国際空港、7月4日開港

ニュース画像 1枚目:チンギスハーン国際空港
© New Ulaanbaatar International Airport
チンギスハーン国際空港

国土交通省が支援、三菱商事と千代田化工建設が建設を受注した新ウランバートル国際空港「チンギスハーン国際空港」が2021年7月4日(日)、正式開港します。この空港の運営は、三菱商事、成田国際空港(NAA)、日本空港ビルデング、JALUXの日本企業とモンゴル国営企業が設立した運営会社が担います。モンゴル政府との契約した事業期間は15年です。

7月4日(日)には、現在のブイヤント・ウカア国際空港(旧チンギスハーン国際空港)から新たなチンギスハーン国際空港にすべての定期便が移管される予定です。開港初日はMIATモンゴル航空がボーイング737-800型を使い、成田への定期便を運航する予定です。

チンギスハーン国際空港は、3,600メートルの滑走路1本を備え、旅客ターミナルビル面積は35,300平方メートルあり、旅客処理能力は年間200万人です。新空港はウランバートル市中心部から南に50キロメートルの場所に建設されています。

NAAと日本空港ビル、JALUX、三菱商事は知見を融合し、安全・安心と快適性を最優先に運営し、就航路線や便数の拡大、魅力ある商業施設の整備などで空港のサービスレベルや収益力の向上に努めます。また、日本とモンゴルの連携の新たな象徴として、モンゴルの経済・社会の持続的な発展に取り組みます。

この記事に関連するニュース
メニューを開く