日本航空(JAL)は2023年10月30日、新フラッグシップ機であるエアバスA350-1000型機の機内「360度パノラマ映像」を公開しました。JAL公式サイトの“機内サービス”ページ内にあるクラス別シート紹介コーナーより、通路やギャレーを含めた様々な視点からの客室全容を見ることができます。
客室仕様は、ファーストクラス6席、ビジネスクラス54席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス155席、計239席。ファーストクラスとビジネスクラスでは、同社初となる扉を付けた個室タイプです。
初号機「機体記号:JA01WJ (現在はフランス籍 F-WZFM)」は、ロールス・ロイス製「トレントXWB (Trent XWB-97)」エンジンを2基搭載した“完全な形”で、19日にフランス・トゥールズのエアバス工場でロールアウト。25日からテストフライトを進めており、年内には羽田/ニューヨーク(JFK)線に就航する予定です。
今後、A350-1000は13機を導入予定。これにより、2004年から長距離国際線などで活躍している、現在のフラッグシップ「ボーイング777-300ER型機」の13機を、順次置き換える計画です。