A380の座席数、最小の大韓航空から最多のエミレーツで200席の違い

A380の座席数、最小の大韓航空から最多のエミレーツで200席の違い

ニュース画像 1枚目:エミレーツのA380で座席数が大幅に増やした仕様のA380が登場
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エミレーツのA380で座席数が大幅に増やした仕様のA380が登場

エミレーツ航空は2015年12月1日から、ドバイ/コペンハーゲン線にA380を投入すると発表しました。このA380は全615席で、ビジネス58席、エコノミー557席と同社では初めてファーストクラスを外し、新しい客席仕様の機材となります。エミレーツ航空は現在、A380でファースト14席、ビジネス76席を基本に、エコノミーは399席または401席、427席仕様を展開しており、これで3タイプ目の座席配列となります。

また、エミレーツが新しい仕様を投入することで、現在、路線投入されているA380では最も多い座席数となります。最も少ない席数は大韓航空のA380で407席、次いでシンガポール航空の409席、最も多い席数がエールフランス航空の538席ですが、エミレーツの新仕様は77席を上回ります。

また、A380ですでに生産がはじまっている機体では、2016年に引き渡しされる予定のトランスアエロ航空が652席のA380を投入する予定です。

現在の最小と最多席数の違いは131席と737やA320の単通路機1機で輸送できる人数内ですが、エミレーツの新仕様の登場で座席数の違いは208席、トランスアエロのA380登場で245席となり、737やA320の単通路機1機で輸送できる人数を優に上回る客席数の違いが生まれます。

航空会社フロアファーストビジネスプレミアムエコノミーエコノミー合計
大韓航空1階12--301407
2階-94-
シンガポール航空 (新仕様)1階12--311409
2階-86-
ブリティッシュ・エアウェイズ1階1444-199469
2階5355104
シンガポール航空 (旧仕様)1階12--311471
2階-6088
カンタス1階14--371484
2階-6435-
エミレーツ (新仕様)1階---399489
2階1476-
マレーシア航空1階8-70494
2階66350
エティハド航空1階-417498
2階11(うちレジデンス2)70-
中国南方航空1階8--352506
2階-7076
タイ国際航空1階---377507
2階126058
エールフランス(旧仕様)1階9--343516
2階-803846
エミレーツ (旧仕様)1階---427517
2階1476-
カタール航空1階8--457517
2階-52
ルフトハンザ1階---420526
2階898-
エールフランス(新仕様)1階9--343538
2階-80106
エミレーツ(2015仕様)1階-58-557615
2階
トランスアエロ航空1階12--616652
2階-24
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