空自三沢基地、F-35A臨時飛行隊の新設前に現況を紹介 施設改修など実施

空自三沢基地、F-35A臨時飛行隊の新設前に現況を紹介 施設改修など実施

ニュース画像 1枚目:ルーク空軍基地で訓練を実施する空自隊員
© U.S. Air Force photo taken by Tech. Sgt. Louis Vega Jr.
ルーク空軍基地で訓練を実施する空自隊員

航空自衛隊三沢基地は2016年6月20日(火)付けで、F-35Aの導入に伴う状況を更新しました。F-35Aは空自で42機を導入する計画で、このうち1機目は2017(平成29)年度に三沢基地に配備されます。これにあわせ、臨時の飛行隊が新設され、運用試験などが進められ、2018(平成30)年度に1個目の飛行隊を新設し、2020(平成32)年度に2個目の飛行隊を新設します。これに伴い、三沢基地のF-2飛行隊は2020年度をめどに百里基地に移動する予定です。

三沢基地の選定は、飛行隊施設の近傍に教育訓練施設が建設でき、最新鋭のF-35A戦闘機を保全する厳重な措置が確保できることなどが考慮され、三沢配備が決定しています。同基地では、すでにF-35A配備の準備として、教育訓練用施設の新設や関連施設の改修が行われています。

また、2016(平成28)年度から、アメリカのルーク空軍基地で部隊建設に必要な操縦者と整備員などの養成が始められているとし、アメリカでの委託教育で養成した要員により、国内で機種転換教育の準備を進め、整備員は2017年度から、操縦者は2018年度から、それぞれ国内での課程教育で要員を養成します。

この説明では、新機種導入の選定経緯、決定要因やF-2戦闘機との諸元比較、アメリカで実施されているF-35Aパイロットの訓練の風景もあわせて紹介されています。

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