ボーイング、10,000機目の737ファミリーをロールアウト

ボーイング、10,000機目の737ファミリーをロールアウト

ニュース画像 1枚目:「N8717M」 10,000機目の737ファミリー
© Boeing
「N8717M」 10,000機目の737ファミリー

ボーイングは2018年3月13日(火)、737ファミリーの10,000機目を製造するワシントン州レントン工場の最終組み立てラインからロールアウトし、これを祝いました。同時にギネス世界記録として、同社が持つ最も多く生産された商用ジェット機の記録を更新しました。機体記号(レジ)は「N8717M」として登録され、サウスウェスト航空社内の機体管理番号「8717」にちなみ、CFMインターナショナルのLEAP-1Bエンジンを搭載、近く初飛行する予定です。

ロールアウトは、レントン工場のスタッフが集まり、偉大な記録を祝いました。ボーイングは、世界で最も信頼性が高く、効率的な単通路機​​を製造してきた毎日の作業の積み重ねがギネス記録につながったとし、過去に勤務した従業員と現在の従業員、サプライヤー、世界中の航空会社に感謝と、50年間にわたる成果を共有しています。

ボーイングは、737で2006年にギネス記録として5,000機目の機体を祝いました。5,000機の到達までおよそ40年でしたが、市場の急速な成長と高まる需要への対応から、月産機数を引き上げ、737プログラムは12年でさらに5,000機の製造を重ね、10,000機目に達しています。ボーイングは737の月産を現在の47機から、2018年後半には52機にまで拡大する計画です。

737プログラムは、シアトルのミュージアム・オブ・フライトに展示されている初号機「N515A / N73700」が1967年に製造、初飛行して以来、50年超に渡り継続されています。

機種としては、初期型の737-100、737-200、クラシックと呼ばれる737-300、737-400、737-500、ネクストジェネレーション(NG)と呼ばれる737-600、737-700、737-800、737-900があります。最新のMAXは、737-8-MAX、737-9-MAX、737-7-MAX、開発が発表された737-10-MAX、そして737-8-MAXを格安航空会社(LCC)向けに改良した737 MAX 200が展開されます。

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