成田空港の2012年夏スケジュールの定期便は、週間発着回数が総計3806回と過去最高を記録する見込みです。成田空港が4月1日から4月14日まで14日間の発着回数を集計したもので、2011年夏から232回、2011年冬から212回、それぞれ増加しています。
発着回数の増加は、スカイマーク就航とその路線拡大による国内線の増加と、国際線旅客便の新規就航、増便、路線再開が要因。国際線では、ジェットスター航空のダーウィン線新規就航、全日空(ANA)の成都線、杭州線、瀋陽線の増便、ユナイテッド航空の香港線再開、サンフランシスコ線増便、マレーシア航空のロサンゼルス線再開などがあります。
就航都市数は、海外91都市、国内11都市の計102都市。新たにジェットスターによるダーウィン線、スカイマークの神戸線、全日空の新潟線が運航されます。運航再開はエア・カナダのカルガリー線、デルタ航空のコロール線、トランスアエロ航空のサンクトペテルブルグ線です。
また、夏ダイヤ期間中には4月16日からエジプト航空のカイロ線が運航再開、4月22日から日本航空がボストン線を新規就航、7月3日からジェットスター・ジャパンが国内線を開設、8月1日からエアアジア・ジャパンが新千歳、福岡、那覇線の3路線を新規就航、10月1日には仁川線、釜山線の開設が予定されています。
なお、運休はポーラエアカーゴのシンシナティ線、イラン航空のテヘラン線。スリランカ航空の経路変更で成田からのマレ行きの直行便がなくなります。