デルタ航空は2020年3月11日(水)、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響から今後も需要の減少が予測され、供給量のさらなる削減を発表しました。アメリカ国内線は10%から15%減、アジア太平洋路線は65%減、大西洋路線は15%から20%減、中南米路線は5%減となります。
このうち、日本路線も追加減便や運休延長を決定しており、5月31日(日)まで、成田または羽田発着のポートランド線、名古屋(セントレア)/デトロイト線を運休とします。また、成田または羽田発着のデトロイト、ホノルル線はデイリーから週6便、羽田/ミネアポリス線は週5便から週3便に追加で減便します。
すでに減便中で、週5便の成田または羽田発着のアトランタ線、週3便の関西/ホノルル線と名古屋(セントレア)/ホノルル線は、現在の運航頻度を継続します。また、既に発表されている通り、夏の季節便として運航する関西/シアトル線は完全運休となります。
このほかのアジア太平洋路線では、中国路線の全便を5月31日(日)まで運休延長、韓国路線でも、アトランタ、ミネアポリス発着の仁川線を運休、デトロイト、シアトル発着の仁川線は各週5便での運航を継続するほか、仁川/マニラ線は新規就航を延期します。
また、大西洋路線では、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシャ、インド、イスラエル、イタリア、オランダ、ポルトガル、スペイン路線で、最大5月下旬まで運休や減便を決定しています。